MENU

ヒラメの寄生虫が食あたりの原因だった

スポンサーリンク

食あたりの原因は様々ですが、これまでは無害とされていた寄生虫が食あたりの原因となっていることもあります。
それが、クドアという魚に寄生する寄生虫が原因のクドア食中毒です。
これは、ヒラメなどの魚の筋肉に寄生しており、ヒラメの刺し身などを食べると、一過性の下痢や嘔吐という症状が見られるようになります。
この食あたりの原因は、2000年ころから報告されるようになった比較的新しい食あたりの原因であると言えます。
養殖されたヒラメなどでは、この食あたりの原因に対する対策がしっかりと行われていますので、発症の報告数は減少してきていますが、ゼロではありません。
ヒラメやマグロの刺し身を食べた後に一時的に見られる下痢や嘔吐という症状は、数時間程度で改善し、予後も比較的良好なのが、クドア食中毒の症状の特徴です。
ノロウイルスやサルモネラ菌などの細菌など、これまで知られていた食あたりの原因とは異なるため、長い間謎の食中毒とも言われていました。

スポンサーリンク

クドアは、ヒラメなどの魚の筋肉に寄生しているということは、以前から知られていました。
しかし、これまではヒラメを生で食べても、人体に害が生じるということはありませんでしたが、これまでのクドアとは異なる毒性のある新種のクドアがなんらかの理由で広まり、食中毒を起こすようになったのではないかと言われています。
クドアについては、マイナス15度からマイナス20度で4時間以上冷凍保存するか、中心温度が75度以上になるように5分間加熱することにより、死滅することが知られています。
ただし、ヒラメについては、冷凍保存した後、解凍をすると味が極端に落ちてしまうために、生食には向かず商品価値がなくなってしまうために冷凍による食中毒の予防は難しいといえるでしょう。
クドアによる食あたりについては、夏に多くの報告があります。
そのため、生食で食べる場合には注意が必要ですし、食べた後に比較的短時間で下痢・嘔吐という症状が見られた場合には、クドアを疑ってみても良いでしょう。

スポンサーリンク